【最新情報】女性活躍のためのフェムテック開発支援・普及促進事業とは?

東京都から「女性が抱える健康課題を技術で解決する製品やサービスの開発、改良、販路開拓」に活用できる新しい補助金制度が発表されました。
新規開発支援だけでなく、既存製品の改良や開発・改良後の製品普及も補助制度の対象となっています。
女性が抱える健康問題を解決する取り組みを行っている企業の方におすすめの補助制度です。

今回は、女性活躍のためのフェムテック開発支援・普及促進事業の「補助上限・補助率」「補助対象事業」「補助対象経費」をわかりやすく解説します。

1.女性活躍のためのフェムテック開発支援・普及促進事業の概要

女性活躍のためのフェムテック開発支援・普及促進事業は、女性が抱える健康課題を技術で解決する製品やサービスの開発・改良を支援する新しい補助金制度です。
フェムテックの技術開発や普及促進を後押しし、女性活躍社会の実現を目的としてスタートしました。

<フェムテックとは?>
Female(女性)とTechnology(技術)からなる造語。
女性特有の悩みについて、先進的な技術を用いた製品やサービスで解決を目指す取り組み。

女性活躍のためのフェムテック開発支援・普及促進事業に関する詳しい情報は、公式サイトでご確認ください。
東京都中小企業振興公社│女性活躍のためのフェムテック開発支援・普及促進事業公式サイト

2.女性活躍のためのフェムテック開発支援・普及促進事業の補助上限額・補助率

女性活躍のためのフェムテック開発支援・普及促進事業では、「女性の健康課題解決」に関する製品開発・改良、普及促進に必要な経費の一部が補助金として給付されます。

・補助上限額:最大2,000万円
・補助率:助成対象と認められる経費の2/3以内

補助上限額や補助率についての詳しい情報は、東京都中小企業振興公社のリーフレットをご覧ください。
東京都中小企業振興公社│女性活躍のためのフェムテック開発支援・普及促進事業リーフレット

3.女性活躍のためのフェムテック開発支援・普及促進事業の補助対象者と対象事業

女性活躍のためのフェムテック開発支援・普及促進事業は、東京都中小企業振興公社が行う補助金制度のため、対象企業は「東京都内」で事業活動を行っている企業に限られています
ただし、東京都内で事業活動を行っている場合でも対象外となることもあるため、「補助対象者」と「補助対象事業」について詳しく説明します。

3-1.女性活躍のためのフェムテック開発支援・普及促進事業の補助対象者

女性活躍のためのフェムテック開発支援・普及促進事業の補助対象者は、以下の通りです。

・東京都内の本店または支店で「実質的な事業活動」を行っている中小企業者(会社および個人事業者など)
・東京都内での創業を具体的に検討している個人

申請の際は、このほかにも募集要領に記載されたすべての要件を満たす必要があります。
また、特別な場合を除いて、補助対象期間が終了するときまで引き続き要件を満たしていなければなりません。
補助対象者に関する詳しい情報は募集要項をご覧ください。
東京都中小企業振興公社│女性活躍のためのフェムテック開発支援・普及促進事業【募集要項】

3-2.女性活躍のためのフェムテック開発支援・普及促進事業の補助対象事業

女性活躍のためのフェムテック開発支援・普及促進事業では、東京都が規定した女性の健康課題6分野に当てはまる次のような取り組みを補助対象事業としています。

健康課題 補助対象事業となる取り組みの例
月経 ・PMSオンライン処方

・生理関連製品

・生理の貧困に関するサービスなど

妊娠、不妊 ・不妊治療医療機器

・不妊治療可視化アプリ

・各種簡易検査キットなど

産後ケア ・授乳サポート製品

・骨盤ケア製品

・ホルモン検査による健康管理など

更年期 ・閉経の遠隔治療

・尿漏れ改善のためのトレーニング機器など

婦人科系疾患 ・乳がん術後用シリコンパッド

・婦人科系疾患についてのチャット相談など

ヘルスリテラシー ・企業向けのフェムテック福利厚生サービス

・女性の健康課題情報サイト

上記の補助対象事業の場合でも、具体的な販売予定がない場合や開発の大部分を外部へ発注している場合などは、補助事業の対象外となります。
補助対象になるかどうかの詳しい情報は、募集要項をご覧ください。
東京都中小企業振興公社│女性活躍のためのフェムテック開発支援・普及促進事業【募集要項】

4.女性活躍のためのフェムテック開発支援・普及促進事業の補助対象経費

女性活躍のためのフェムテック開発支援・普及促進事業では、主に下記のような経費を補助対象としています。

・生産や試作、検査・測定のための機械装置
・試作のための原材料費(売る分の仕入れは不可)
・サーバーのレンタル費など
・人件費(システム開発に関わる分のみ)
・委託、外注費
・マーケティング委託費
・産業財産権出願、導入費
・ソフトウェアの開発に従事する分の直接人件費
・展示会などへの参加費、各種広告宣伝費 など

補助対象経費は、補助対象事業の実施期間に「契約または発注から支払い」を行ったもののみです。
補助金の採択通知前に契約した場合や事業期間外に支払いが完了する場合には、経費対象外となるので気をつけましょう。
補助対象経費についての詳しい情報は、募集要項をご覧ください。
東京都中小企業振興公社│女性活躍のためのフェムテック開発支援・普及促進事業【募集要項】

5.女性活躍のためのフェムテック開発支援・普及促進事業の申請から受給までの流れ

令和5年度の「女性活躍のためのフェムテック開発支援・普及促進事業」は下記のスケジュールで申請がスタートします。

申請期間
令和5年9月25日(月)~10月16日(月)17時補助対象期間
令和6年3月1日~令和7年11月30日

ここからは、女性活躍のためのフェムテック開発支援・普及促進事業の申請から受給までの大まかな流れを説明します。

5-1.申請前の準備

女性活躍のためのフェムテック開発支援・普及促進事業の申請方法は、Jグランツからの電子申請のみとなっています。
申請前に、Jグランツから電子申請ができるように準備しましょう。

<Jグランツとは>
デジタル庁が運営している補助金の電子申請システムのこと。
GビズIDのプライムアカウントでログインすることで、24時間365日いつでも手続きが可能。
デジタル庁│JGrants(Jグランツ)公式サイト

Jグランツで補助金の電子申請を行う場合には、GビズIDのプライムアカウントが必要となります。
GビズIDプライムアカウントは、発行まで1週間ほど時間がかかるので、補助金の申請の前に準備しておきましょう。
※2023年8月29日より、Gビズプライムアカウントの即時発行ができるオンライン申請が行えるようになりました。(個人事業主のみ)

5-2.申請の大まかな流れ

Jグランツの事前準備が終わった後は、女性活躍のためのフェムテック開発支援・普及促進事業公式サイトから必要な書類をすべて揃えて申請を行います。
募集期間間近はアクセスが集中して手続きが滞ってしまう可能性もあるので、余裕を持った申請スケジュールを立てましょう。
申請の大まかな流れは下記の通りです。

1.Jグランツにて電子申請
2.一次審査:書類審査
3.二次審査:面接審査
4.総合審査:一次審査と二次審査を踏まえた総合的な審査
5.交付決定

審査の通過・不通過、交付決定に関する通知は、すべてJグランツで行われます。
申請に関する詳しい流れやスケジュールが知りたい方は、募集要項をご覧ください。
東京都中小企業振興公社│女性活躍のためのフェムテック開発支援・普及促進事業【募集要項】

5-3.交付決定後から受給までの大まかな流れ

女性活躍のためのフェムテック開発支援・普及促進事業では、下記のスケジュールで補助対象事業を実施していきます。

1.事務の手引きに沿った補助事業の開始
2.交付決定後、公社担当者からの事前支援
3.遂行状況報告
4.実施状況の確認と中間支援
5.補助事業終了
6.補助事業の完了検査
7.補助事業の実績に基づいた補助金額の確定
8.補助金の交付(受給)

遂行状況報告や実績報告のときには、必要書類の提出が必要です。
交付決定後から受給までの詳しいスケジュールや必要書類が知りたい方は、募集要項をご覧ください。
東京都中小企業振興公社│女性活躍のためのフェムテック開発支援・普及促進事業【募集要項】

6.申請を検討している方は補助金活用支援合同会社へご相談ください!

自社でお考えの事業が女性活躍のためのフェムテック開発支援・普及促進事業の対象になるかわからない場合は一度ご相談ください。
申請をされる場合には、補助金活用支援合同会社で書類作成の支援を行うことが可能です。
補助金の活用を検討している方は、ぜひ一度ご相談ください。

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監修者プロフィール

補助金コンサルタント 上田 晃生

1977年生まれ神奈川県横浜市出身。
OA機器の営業から飲食業界に入り店長・統括等を経験し、経営コンサルタント会社へ転職。

2021年に補助金活用支援合同会社を設立し独立。

経営者の潜在的な要望を引き出し、事業拡大を実現する「コンサルティング型」によって、1年間で100件以上の補助金申請をサポートし、1憶5千万円以上の採択を実現。

最適な補助金の提案から受給まで、完全サポートしている。