そもそも補助金って何?

みなさんも「補助金」や「助成金」という言葉を耳にしたことはあると思います。
しかし、何に使えるのかわからないことも多く、疑問や不安を抱く方も多いことでしょう。
本ページがそのような疑問や不安を解消する手助けになればと思います。

事業主

「補助金には、どんな種類があるのですか?

詳しく教えて下さい。」

補助金先生

「補助金・助成金の交付は、経済産業省や厚生労働省など国の各省庁や各地方自治体、民間の財団法人など多くの機関で実施しており、その数は年間で8,000件以上にもなり、一般に知られていないものも数多くあります。」

補助金・助成金の特徴として、「それぞれに目的があり」「時代の潮流を反映する制度である」という点があります。それぞれの目的(役割)や時代の流れにそって、導入期(予算措置)→成長期(予算拡大)→成熟期(予算継続)→衰退期(予算縮小・廃止)というライフサイクルがあるのです。

そのため、今年度はあった制度が来年度も存続しているとは限りませんので、こまめな情報収集が必要です。

補助金受給までの5つのステップ

知る

補助金は、国の政策ごとに、さまざまな分野で募集されています。まずは自分の事業とマッチする補助金を探しましょう。

申請する

申請したい補助金を見つけたら、公募要領・申請書を確認のうえ、事業計画書を作成し必要書類一式と合わせて事務局に提出します。
提出方法は電子申請や郵送申請など有りますが、補助金によって異なりますので詳細は事務局のページや公募要領等をご確認ください。

採択される

採択事業者が決定され、結果が事務局から通知されます。 採択後は、補助金を受け取るための手続き(「交付申請」と言います)が必要となります。その内容が認められたら「交付決定(補助事業の開始)」となります。

事業の実施

交付決定された内容で事業をスタートします。事業内容を変更せざるを得ない場合は、事前に所定の手続が必要です。補助金の対象となる経費について、請求書や証拠書類等をすべて保管しておきます。

補助金の交付

実施した事業の内容や経費を報告します。正しく実施されたことが確認されると、補助金額が確定し、補助金を受け取ることができます。

事業終了後

補助金の対象となる請求書や証拠書類等は、補助事業の終了後も5年間保管しておく必要があります。また、定期的な事業の状況報告や収益納付が必要となる場合があります。